・ひねくれQ&Aコーナー(その弐編)
Q.電話をしているとき、何度も無理やり親機から子機へ切り替えることを何といいますか?
A.こきつかう
Q.逆立ちするとどうなりますか?
A.三十二歳の人が二十三歳に若返ります。
Q.国生さんが世界征服したらどうなりますか?
A.「国生国」になります。「しんぶんし」みたいですね。
Q.魔法の切りかえしTシャツとはどんなものですか?
A.女性の意味深な言葉を切りかえしたとき、切りかえしの切りかえしなので無地になります。
Q.壁ドンをしたいのですが相手がいません。どうすればいいですか?
A.壁チューをしましょう。
Q.下痢の反対を教えて下さい。
A.上がる
Q.心が濁った(濁音、文字まで濁る)卓球部員がプレイを続けるとどうなりますか?
A.肩が外れます。「だっきゅう部」
Q.にぎりっぺを時系列で整理するとどうなりますか?
A.昨日:にぎりっぺ充電
今日:これからにぎりっぺ
今:フレッシュにぎりっぺ
やった後:拡散にぎりっぺ
明日:思い出にぎりっぺ
百年後:歴史的にぎりっぺ
Q.高速道路の「P」の本当の意味を教えて下さい。
A.パーティが行われております。
Q.せがれ(息子)がしゃせい(射精)するとどうなりますか?
「せ」が「れ」
A.しゃれい(謝礼)します。
Q.仲が悪いヤンキー同士に抑止力となる共通の友達がおり、平和が保たれています。
これを例えて下さい。
A.核兵器による冷戦状態。
Q.「ガリ」の正式名称を教えて下さい。
A.「ガリ・スティック・マイヤーです」
Q.スト2の波動拳のアレンジを教えて下さい。
A.「波動便」
・炭酸飲料
中学生の頃、部活帰りに友達が、
「のどが渇いたね、一緒にジュースでも飲んで休もうよ」と言ったので、
「いいよ」と僕も言い、
同じ炭酸飲料を買った僕と友達は、
学校の授業と部活の疲れがピークにきていたので、
まったりと沈黙状態になりました。
言葉を発する元気もない僕は、
まだ夏場の夕方で周りは明るかったので、
おもむろにその炭酸飲料の成分表示を見ていました。
それを見た僕は、ウッ‼と思い、疲れを忘れこう言い放ちました‼
「ねえ、この炭酸飲料、
カフェインと安定剤が入ってるよ‼ やばくない?!」
いまいちピンとこない友達は、「大丈夫じゃない?」と。
それには百%納得はしませんでしたけど、僕は
「安定剤がカフェインを打ち消してくれるから大丈夫だよね」と言い、
何事もなかったかのように帰宅しました。
それでもしっくりこない僕は、
その晩はなかなか寝付けませんでした。
それ以来、炭酸飲料を見るたび不安になっていたんですが、
大人になってから勘違いに気づきました‼
カフェインをコカイン‼
安定剤を精神安定剤‼
料理には肝心の調味料「料理のさしすせそ」というものがありますけど、
僕が発案した「トイレのさしすせそ」というものを紹介したいと思います。
トイレに、
さ、さあ行こう! 快楽の楽園!
し、シースルーの扉は恥ずかしいけれど……
す、すくわれたー、間に合って
せ、せせらぎのような、流れる音
そ、そこに残るは、フローラルのような香り……
・絶叫マシーン
一番の絶叫マシーンって、なんだと思います?
ベタな話、フリーフォールとかジェットコースターとかですね。
じゃあ、マシーンじゃない新しい絶叫アトラクションっていうのを僕が考案したんですけど、
皆さんも想像してみて下さい。
南国楽園名物アトラクション、その名も、
ヒモなしバンジー‼
(ただの飛び降り自殺じゃーーー‼)
飛び降りる時の共通川柳は、
「いいスリル まっているよね パラダイス」
前の職場でのエピソードなんですけど、
そこの職場がまたいい雰囲気で、皆和気あいあいと仕事をしてました。
ある時の昼休み、社員の坂田さんっていう二十代の若い男性社員が、
休憩室で茶織というペットボトルの緑茶を飲んでたんですよ。
それを見た僕が、何気なく
「そのお茶、わりかしおいしいですよねー」なんて言うと、
坂田さんが、
「おいしいけど、大学の頃このお茶飲んでたら、
よく友達に冷やかされてたんですよ」と。
それで僕が、
「昔、好きだった女の子の名前とか?」って言ったら、
坂田さんが、「惜しい‼」
って言うもんだから、好き=お母さん、ってパッと連想して、
「実はマザコンで、お母さんの名前だったとか?」
って言うと、たたみ掛けるように
「それ、ラベルは茶織ってなってるけど、中身は母乳じゃない?」
キモッ‼
鹿児島弁って面白くて、
例えば大阪弁では自分のことを「わい」って言って、
逆に鹿児島弁では相手のことを「わい」って言うんです。
鹿児島弁では、「奥さん」のことを「おっさん」って言います。
これは要注意ですよ‼
例えば男友達に向かって、
「お前の『おっさん』美人だなー」
なんて言うと、奥さんがオッサンなので、
言われた本人はゲイということになります。
たまに、「おっさん」か「おばさん」か分からん「おじさん」とか、
「おばさん」か「おっさん」か分からん「おばさん」を見かけますけど、
そんな時は鹿児島弁と標準語の意味を込めて、
「おまえの『おっさん』は美人だなー」
とヤケクソ気味に言うと、ジャストフィット‼
男の子二人、女の子二人の四人で飲み会をしていた時の話です。
「血液型何型?」って話になって、
僕はB型、男友達はO型、女の子はそれぞれA型、B型なんて言って。
そして僕が、
「俺B型だから、神経質で少し変わった所があるけど、
反面大ざっぱでおおらかな所もあるんだ。
そして、繊細な所もあれば、図太い所もあるんだけど、
これって矛盾してるよね?」
と言うと、女の子の一人が、
「それって、B型の特徴とO型の特徴だから、
両親がB型とO型なんじゃない?
つまり、O型寄りのB型なんじゃない?」
これはすごい洞察力ですよ‼
その通りなんですよ‼
僕の父親がO型で、母親がB型なんです。
僕の家族は、父親、母親、僕、弟、祖父、祖母の六人で、
母親と僕、祖母がB型、父親と弟、祖父がO型なんですよ。
きれいに三対三のO型&B型家族なので、僕は、
「晩御飯はみんな揃って、O型右側、B型左側に向き合って食卓を囲み、
食事が終わった後はお楽しみ‼ フィーリングカップルが始まるんだ‼」
と言うと、不思議に思った僕の男友達が、
「なんで、家族でフィーリングカップルなの??」
「ワカラン……」
友達のお父さんの話なんですけど、
家が貧しかったので食べ物への執着心が半端なくって、
今でも食い意地が張ってるんですよ。
友達の家は、父親、母親、長男、次男の四人家族ですが、
四人分のおやつがテーブルに載ってたら、こっそり人の分まで食べるんですよ。
ある日の夕食で、おかずに地鶏の刺身が出たんですよ。
家族で食卓を囲み、「おいしいねー」なんて言いながら食べてました。
その時、お母さんが食べた鶏刺しが筋ばんでて、
飲み込めなかったのを皿に戻したんですよ。
それが最後の一個で、それをロックオンしたお父さんは、
一目散にパクリといきました。
それを見ていた他の三人は大笑い‼
状況が呑み込めないお父さんは目がテン。
笑いが落ち着いた後で、お母さんが
「それは、私がくちゃくちゃして出したヤツよ」と言うと、
間髪入れずお父さんはこう言い放ちました。
「離乳食か‼」
年取ると、子供に戻るっていうけど、その典型的なパターンかもね。
ちょっと違うか……
若い方は、『トラック野郎』という邦画を知らないと思いますが、
主人公が改造したトラックで爆走する映画です。
これを、人生に例えると、
胎児(鉱物)→0~九歳(材料)→十代(組立)→二十代(完成)→三十代(徐行運転)→四十代(三十キロ走行)→五十代(五十キロ走行)→六十代(高速道路)→七十代(時速三百三十キロ)→八十代(オーバーヒート)→死(爆発)→あの世(リサイクルショップ)→あの世~胎児(溶解~鉱物)
僕のアルバイト先に、
中田さんっていうヒステリックで変わり者の女性がいました。
僕がアルバイト先の食堂で昼ご飯を食べて、
おなか一杯になってボーっとしていると、
視界に中田さんが入ってきました。
中田さんも昼ご飯を食べたようで、僕と同じようにボーっとしてました。
僕の周りには数人いたんですけど、
みんなまだ昼ご飯を食べている最中で誰とも話ができなかったので、
人間観察することにしました。
ターゲットは中田さんです。
中田さんも僕と同じで話す相手がいなかったのもあり、
何か独り言を言ってるようでした。
しばらく中田さんを見ていると、急に辺りをキョロキョロしだしました。
ピタッと顔が止まったかと思うと、
おもむろに人差し指を出して鼻をほじりだしました。
僕は気づかれないように、ロックオンですよ‼
どんな展開かドキドキしながら見ていたら、
次の瞬間ハナクソをパクリといくではないですか‼
クチャクチャ、ゴックンと行くと、ニッコリと満面の笑み‼
いや、正確に言うとあれはニヤッでしたね‼
中田さんにとってハナクソは、
世界三大珍味ハナクソキャビアですよ‼
高校の時の同級生に石川君っていう、
ひょうきんな友達がいたんです。
僕ら男子校だったので、
学校では下ネタオンパレードですよ‼
その日もワイワイ話をしてたら、
急に石川君が、
「昨日、コンビニでエロ本買ってきた‼」って言い出したので、
ある一人が、
「僕らまだ高校生っていうのもあるし、
店員が女だったら恥ずかしいよね」って言うと、
それに共感した他の人が、
「それは言えてる。俺だったら私服で行って、
エロ本ってバレないように表紙を裏にするね」
そのまたほかの人が、
「俺だったら、安いもんをたくさん買って注意をそらして、
エロ本をカモフラージュするけどね」というと、
石川君が、
「それよりいい方法があるよ‼
エロ本とコンニャクをセットでレジに持って行って、
店員に『お母さんが買ってこいって言ったので』って言って買ったんだ‼
エロ本を買う口実にもなるし、
コンニャクはオナニーで使えるしね‼ 一石二鳥‼」
僕は、それを聞いて思いました。
(コンニャク使いながら母親とエロ本の朗読会で、シメは使ったコンニャクで豚汁ディナーかと……。)
介護の学校に通っていたとき、
終わりごろになると実習で介護施設へ行かないといけないんですよ。
行く前に、病気をうつしたらいけないから健康診断して下さいって言われて、
仕方なしに行きました。
問診の最後に、医師から
「見た目では分からないほどの血が尿に混じっています。
泌尿器科で精密検査を受けてください」って言われたんですよ。
後日、泌尿器科に行って、まず検尿をしてその次にレントゲンとって、
残すはエコー検査。
エコー検査っていうのは、超音波で内臓を検査して映像に残すやつ。
上半身裸でズボンも脱いで情けない格好で待ってたら、
女性の技師が内臓と膀胱をササッと映してくれて、
「もう少し検査がありますからそのまま待っててくださいね」
って言うから、待ってたら、
次は七十過ぎぐらいのじいちゃんが入ってきて
「次は前立腺を撮ります」って一気にクールダウン。
検査だからしょうがないやと思って待ってたら、
直径七cmぐらいあるふっとい棒を取り出して、
ローションみたいなのを棒に塗りだしたんですよ。
嫌な予感がしてたら、じいちゃんが急に棒をつかみ、
いきなり俺のケツにズボッと‼
その瞬間思わず声が‼
「ハウッ‼」
悶絶‼
二十年ぐらい前、
僕らが高校生の頃の連絡手段は、
今のように携帯電話ではなくてポケットベル(ポケベル)だったんですよ。
ポケベルの番号に電話をかけて数字を入力すると、
文字に変換されてメッセージが送れるというものなんですよ。
その時代、ベル友というものが流行ってて、
ランダムにポケベルの番号に電話をかけて友達になろうと
メッセージをやりとりするんです。
今でいうメル友みたいなものなんですけど、
大きく違うのは今のようにセキュリティがなくて、
仲介なしでダイレクトにメッセージを送れたことです。
相手が異性とは限らず同性ということも多々あるんですけど、
そこは下手な鉄砲数うちゃあたるでガンガンやっていくんです。
当時僕にもベル友がいて同じ年のサユリって子でした。
やり取りをしているうちに意気投合して、二対二で会うことになりました。
ちょうどその頃、秋で文化祭の季節でした。
その時、サユリがK高校の文化祭に来ているというので、
僕の親友の慎一郎君とそのK高校に向かいました。
近くの公衆電話から「ついたよ」とメッセージを送ると、
サユリから「今高校の中にいる」って返ってきたんですよ。
その高校の周りには目印になるようなものがなくて、
なかなか待ち合わせのメッセージがかみ合わないんですよ。
同じ公衆電話でメッセージを送ってる気配はなくて、
最後は正門で待ち合わせしようということになって、
どんな子が来るか二人でドキドキしながら待つこと五、六分。
道路の直線上に、
遠目で見ても明らかに女性と思われる二人組が近づいてきて、
周りには誰もいないんですよ。
ドキドキも最高潮になっていくんですけど、近づいていく
たびに「アレッ? 一人はロン毛の男?」
という疑問が起こってきて、頭の中は???ですよ‼
いざご対面となり一か八か恐る恐る、
「始めまして、僕がベル友のマサです」というと、
そのロン毛の男(?)が、
「初めまして、私がベル友のサユリです」っていうんですよ‼
二人とも顔を見合わせて‼?!ですよ‼
しばらくして、一気に状況が呑み込めた僕と慎一郎君は、
同じ事考えてたと思います‼
「こんなヤツとウキウキしてやり取りしてたんかいっ‼ 金返せ‼」
「こいつホントに女かっ?! 性転換したんじゃないか?!」
遠目で見たら、美形のイケメンロン毛だったんですけど、
まじまじと近くで見ると髪型から顔まで宅八郎の生き写しなんですよ‼
もう一人の女の子が可愛かったので、
なんとかその場を取り繕ってカラオケに行くことになりました。
道中バスの中で学校の話をしたり、
趣味の話をしたりしてたら、
慎一郎君が思いつきで、
「サユリちゃんって、オタクっぽいよね!」って言い出すんです‼
サユリは明らかにイラッとして、
カラオケに着いても不機嫌ですよ。
カラオケで、サユリの可愛い友達は慎一郎君といい感じで、
一方僕は不機嫌な宅八郎の爆弾処理ですよ‼
以来、ロン毛の男を見るとトラウマで泣きそうになります‼
男二人、女二人のランチ会などでまったりとなった時、
片方が、「今晩どう?」(危ない目つきで)
と言い、女の子がドン引きして気持ち悪がっているところに、
男の相方が、「気持ち悪いよ‼ 男同士で……」と言わせて、
「飲みに行く誘いなだけだぜ‼ お前の想像こそキモイわ‼」
というトラップ。
僕、家で犬を飼ってるんですよ。
ソフトバンクのCМに出てくるみたいな白い犬で、名前はメリーちゃんっていいます。
メリーちゃんは可愛くて優しい犬なんですけど、反面怖がりで特に雷が苦手なんですよ。
雷が鳴りだすと、尻尾をダランとしてクルクル回りだすんですよ。
これが本当のメリーゴーランド!?
・気になる女性に、
「今日も化粧のノリいいね‼」と言い、僕は
「僕なんか、『ご飯ですよ』塗ってるよ‼」と切り返しました。
・僕は、いついかなる時もギャグを飛ばします‼
「ギャグのポイ捨てです」
これがシンガポールなら罰金です‼
・プロレスの試合で、白熱したレスラーがヘッドバットをしようとして、大声で
「くらえー‼ バッドヘッド‼」
と、言い間違えている時点でバッドヘッドで正解です。
・テーブルに十枚のせんべいが置いてあり、母親から
「今日は五枚ね」
と言われて、六枚食べてしまう。
これは、うっかりなのか、ちゃっかりなのか……。
そんな時はうっちゃりで
相撲の技みたいですけど……。
・酒飲んでハイテンションで、ノリノリでノリ弁買って店員がドン引きしたら、
「ドン引きするなら、価格を引け‼」
と言ったら、さらにドン引き……。
これぞ、ドンドン引きショッピング‼
・友達同士でAVのDVDを回し見していると、デジタル兄弟です。
・クラブに行って、DJがターンテーブル回してるのを見ながら テキーラを一気飲みしたら、
ターンテーブルが回っているのか自分の頭の中が回っているのか、分からなくなりました‼
人生、山あり谷ありで普通に暮らすということが一番難しいですけど、
僕が人生を乗り切る精神力の秘訣3Pを紹介したいと思います。
Pinchピンチに強い
底知れぬPotentialポテンシャル
Pピーーーーー‼ 放送禁止用語
オチが浮かばないので、やり逃げです‼
オチがないのがオチみたいな……。
平たく説明すると、言い訳ですね……。
小学校の頃、近所の仲良しである吉内君と竹中君、
俺と弟の四人でワイワイ帰っていた時のエピソードです。
この吉内君ていうのが、
小学校のブラックリストに載ってるんじゃないかっていうぐらいの
要注意人物‼
その吉内君、毎日のように悪行三昧で、
むかつく奴の歯ブラシで便器擦ったり、
ゴミ捨て場の消火器を放射したり、
それはもう凄いですよ。
そのうちゴルゴに狙われるかもね。
本題に入りますが、
さっき言ったように四人で冗談言いながら帰っていた時、
いつものように通学路には大型のダンプが走っていて、
いきなり何を血迷ったか吉内君が大声で
「ぶっぎょーーん‼」(ケツを出してポージング)
と叫びながら、ダンプの前に立ちはだかったんですよ。
ダンプのオッチャン、メン玉ひん剥いてびっくりして、
もう急ブレーキですよ‼
その時、瞬時にヤバイと悟った吉内君は一目散に逃げて、
それを見た俺も弟をガシッと掴んで、緊急避難ですよ‼
だけど、一人残った竹中君はあっけにとられて、硬直状態。
結局、その後ダンプのオッチャンが怒り心頭で降りてきたらしく、
残った竹中君が犯人扱いされて、
延々三十分ほど説教されたらしいです。
逃げた三人が、頃合いを図って竹中君と合流したら、
竹中君は濡れ衣着せられた上に説教されたもんだから、
道路にいじけて体育座りしてたんですよ。
そのせつない顔してる竹中君を見て、吉内君は
「きゃっきゃっきゃーー」と笑い出すわけですよ。
悪魔の申し子ですよ!
中学校卒業してから吉内君と会ってないけど、
全人類どころか全宇宙を破壊するぐらいの悪行を成し遂げているでしょうね‼
二〇一二年のマヤ文明の予言は、
吉内君かもって思って、確信してました去年まで‼
たまにですけど、
仲のいい男友達で女の子と合コンをするんですよ。
僕は盛り上げ役、必ず一人はイケメン、
一人は僕のボケに突っ込んでくれる人、
一人はバランスが取れている人という配置です。
ワーッと盛り上がって、
みんなでそれぞれ電話番号交換になった時に、
嫌な女の子だったら
「電話番号聞く前に知ってるよ!」でかわします。
これは、相手がどんなバカでも通用しません。
一昔前、
マスコミがよく宙に浮いた年金問題のことを報道してました。
僕がその報道を初めて耳にしたのが風呂に入っているときで、
風呂とテレビが聴こえるか聴こえないかのギリギリの位置関係にあったのと、
耳が遠い僕は、ニュースキャスターが、
「続きましては、『宙に浮いた年金問題』です」
と言ったのを聞き間違えて、
宇宙に行ったパンプキン三兄弟と思い、ぼそっと独り言……。
「どんなSF童話なんじゃ、斬新やな」
友達四人ぐらいでファミレスに行き、
動物について話していた時のことです。
ある人が、
「動物って、癒されるよねー。俺、インコ飼ってるんだ」なんて言うと、
他の人が、
「俺犬好き。中型犬ぐらいで、目がクリクリした犬なんかサイコ―!!」
というように、ほのぼのとした会話になったんですって。
そこで、田村さんっていう人が、
「俺は、怠け蟻が好き」と言うと、
他の人は少しフリーズして(変わったチョイスやな……)と思い、
その次のフレーズには驚愕‼
「殺虫剤で殺したこともあるんですけどね‼」
ほのぼのとした会話から、
いきなりドメスティックトークですよ!
大学の時の彼女なんですけど、
Kっていう、結構スレた感じの男遊びの激しい女でした。
そのKは一人暮らしをしていて、
泊りに行ったら歯ブラシが無造作に2本並んでたり、
明らかに男物の整髪料が置いてあったりするんですよ。
怪しいから携帯のメール見せてって言うと、
「いいよ」と案外すんなり見せるので、
見てみると二百件の受信メールが
全部チェーンメール(迷惑メール)なんですよ。
絶対、尻尾をつかんでやるとスキをうかがっていると、
「今からちょっと用事があるから、
そのまま私の部屋でテレビでも見てて」って言うので、
何も疑いもせず大人しく待っていると、
2時間後ぐらいに帰ってきてビックリしました‼
首筋にキスマーク付けてるんですよ‼
「その首筋の赤いやつ何?」って僕が聞くと、
「蚊に刺された」
ですよ‼
極寒の真冬なのに‼ マラリアうつされろ‼
その、図太い神経にある意味感涙しました。
怒る気も失せた僕は、
玄関にそっとムヒを置いて立ち去りました……。
中学の時やっていた卓球の遠征の話です。
うちの中学は団体戦が市内で優勝し、
県内でも三位に入賞するほどの強豪でした。
それで県内チームの代表として、
中二の冬休みに大分に遠征に行きました。
九州の強豪と韓国のトップレベルとの交流試合という設定で、
ドキドキワクワクしながらバスに乗ったのを今でも思い出します。
結論から言うと、僕は韓国人選手とは試合はできませんでした。
しかし、チームメイトの横山君は、
二回戦で第一シードの韓国人選手と対戦することになりました。
1.相手は韓国人なのでもちろん言葉は通じません。
2.中二ぐらいの英語力ではまともに会話できません。
3.卓球の試合では最初のサーブ権レシーブ権をジャンケンで決めます。
以上三点を踏まえて、どうしたらいいか分からない横山君がどんな行動に出たかというと、
「最初はグー‼」で始めて、
パーを出されて負けてしまいました。
何も言えない横山君は、がっかりとした顔で試合を始めました。
その切ない顔は今でも鮮明に覚えてます。
「最初はグー」を広めたのは「ドリフターズのカトちゃん」で、
知らなかったんでしょうね。
これにタイトルをつけるとしたら
日韓ジャンケン文化摩擦事件ですよ‼
それはおおげさか…。
高校の時、生徒指導の江川先生っていう厳しい先生がいました。
その江川先生、実はヅラだったんです!
生徒の間では有名で、陰でひそひそ噂してました。
ある日、学校の近くのバス停で江川先生が交通誘導をしていたんです。
その周りには二、三十人ぐらい生徒が入り乱れていて、
その中の江川先生に恨みを持っている生徒が大声で、
「ヅラ‼」って叫んだんです‼
その瞬間、江川先生は激昂して頭に血を昇らせながら、
声のする方に全速力で走って行ったんです‼
そしたら向かい風が吹いて、
ヅラが飛んで行ってしまったんですよ‼
小銭落としたホームレスみたいに、
必死にヅラを拾ってるのが面白くてみんな大笑い‼
次の日は台風で、江川先生の額の生え際を見たら、
セロテープがついてました……。
僕は、高校を卒業して神奈川の大学に通い、
一人暮らしをしてました。
今では社交的になったんですけど、
学生時代は引っ込み思案で始めはなかなか友達も出来ず、
まだバイトもしてませんでした。
そんな状態で大学生活初めての夏休みを迎え、
やることもなく鹿児島が恋しくなった僕は帰郷することにしました。
大学の夏休みは二カ月と長く、
その上僕の実家は交通の便が悪いので、
思い切って原付ごと帰郷することにしました。
原付を持って帰るとなると、交通手段はフェリーしかありません。
僕が一人暮らししていたのは神奈川の川崎市で、
フェリー乗り場は東京の有明埠頭でした。
十年以上前、当時は携帯にもGPSやマップ機能なんてなくて、
地図を片手に原付を走らせ、道中幾度となく道を間違えながら、
出航時間ギリギリにフェリー乗り場に着きました。
フェリーに乗った人なら分かると思うんですけど、
僕が取ったチケットは二等席で広間に一人分のマットがいくつも敷いてあって、
雑魚寝する席なんですよ。
中にはちっちゃなゲームセンターもあって、暇つぶしはできるんですけど、
船酔いでゲームどころじゃないんですよ。
船酔いって横になってたらならないので、
仕方なしに持参した本を読みながら二等席で横になってました。
しばらくして、気配を感じたのでパッと上を見上げると、
五十過ぎぐらいのおっさんが僕の隣に来て横になったんですよ。
気にせずまた本を読み始めてたら、
ンッ‼ なんかクサッ‼ と思い、僕が辺りを見回すと、
さっき隣に寝てたおっさんが、
立ち上がってどっかに行ったんですよ‼
明らかにそのおっさんがすかしっペしてこき逃げしていったんですよ‼
僕の周りには四、五人いて、
表情をゆがめながら全員僕の方を見てるんですよ‼
完璧に僕がすかしっぺ犯ですよ‼
フェリーって乗ってる客も少なくて、
丸二日の航路なので、顔を覚えられるわけですよ‼
ここで立ち上がってどっかに行ったら、周りの客に、
「アイツすかしっぺして逃げた。すかしっぺチキン」
ってあだ名がついてたでしょうね‼
鹿児島のローカル放送局でKKBって局があるんですけど、
今度はAKBとKKBの違いがわからんようになってしまったんですよ‼
これは、完璧に記憶障害ですよ‼
僕、中学時代卓球部に所属していて、
わりかし上下関係はゆるくて、
先輩によってはため口でいいよって言ってくれる先輩もいたりするんです。
でも、その先輩の中に、
上下関係には厳しい加藤さんっていう僕の一つ上の先輩がいたんですよ。
風ぼうは、小柄で、体は毛深くて、典型的な九州男児なんです。
その風ぼうとは逆に、性格は繊細でギャップのある先輩なんですよ。
そして、僕たちの卓球部には時々近くの中学の女子卓球部が練習試合に来てたんです。
卓球のユニフォームって、半袖短パンでウェアはボタンが三つ付いてるんですけど、
その加藤さん、普段の練習の時はボタン全開なのに、
女子卓球部が来る時だけ絶対にボタンを三つとも閉めるんです‼
これには深い理由があって、
自分が毛深いのを知られたくないと女性の目を意識してやってたんですよ‼
それがおかしかった僕と同級生の親友は、
加藤さんに〝ざるそば〟というあだ名を付けました‼
加藤さんがネクタイでも締めようもんなら、
今度は〝天ざる〟ですよ‼
つゆは加藤さんの濃厚な汗ということで……。
僕が、アルバイトで病院の食器洗浄の仕事をしていた時の事でした。
「今、病院内で疥癬という感染症が流行ってるから、
食器は消毒して、直接触らないように‼」と言われたので、
僕は、
「電柱と電柱を結んでいるやつのことですね‼」と言うと、
上司は、
「それは、電話回線じゃーー‼」と。
僕はさらに調子に乗って、
「この消毒液、磯の香りがして、
その上この食器プリップリッ‼」と言うと、
上司は、
「それは、海鮮じゃーー‼」と。
それでもまだ懲りず、
僕は、
「明日の初戦は、強豪海鮮高校だぞ‼ 気を引き締めていけ‼」
すると上司は、
「それは、一回戦じゃーー‼」
あまり冗談ばかり言っていたので、おきゅうを据えられて時給を十円減らされました。
昔、僕が働いていた職場で、六十歳ぐらいのオッサンと音楽の話になりました。
そのオッサンが、
「最近の音楽はラップ調の曲ばかりで、全部同じに聴こえる」と言い放ったので、
僕はすかさずこう応戦しました!
「僕らからすれば、演歌も全部同じに聴こえますけどね‼」
オッサン、口をおっぴろげて、
「……」
敵将討ち取ったりですよ‼
慎一郎君と上川君っていう友達がいるんですけど、
その二人が温泉に行った時のエピソードです。
二人とも福岡に住んでで、
温泉が大好きでいつものように少し遠い大分まで温泉に行ったらしいです。
大好きな温泉だけあって、
テンションもノリノリで楽しくドライブしながら温泉まで行って、
何事もなく普通に温泉に浸かって、気持ちよくあがったそうです。
そこで上川君は、タダということもあり、
脱衣所でこれでもかっていうぐらいヘアトニックを髪につけたらしいです。
でも、大量につけたはずなのに、全然スース―しない上川君は異変に気づき、
慎一郎君に、
「慎一郎‼ スース―しないぞ?!」って言うと、
「量が少ないんじゃねーか!? もっとつけてみろ‼」と慎一郎君が言って、
そこから上川君はボトルがなくなるくらいヘアトニックをつけました。
それでもスース―しなかったので、
「これおかしいぞ‼」と慎一郎君に言いました。
そこで慎一郎君は勘を働かせて、
「誰かがイタズラでメッチャ薄めたんじゃねーか!?もう出るぞ‼」と言い、
納得した上川君は、
「分かった、行くが」と言って、
「温泉よかったなぁ」なんて言いながら大分の温泉を後にし、
小旅行を満喫して福岡に帰りました。
その後、福岡で女の子と合コンがあったらしくて、
ワイワイやっている最中に慎一郎君が
上川君の頭をふと見ると明らかにおかしいんですよ‼
そこで、慎一郎君が、
「お前、さっき風呂入ったばっかりな上に、
整髪料もつけてないのになんでそんなに頭がバリバリになってるの!?」と言いました。
上川君は、ハードロッカーみたいに頭がバリバリになってるんですよ‼
ヘアトニックとヘアリキッドを間違えて大量につけてたんですよ‼
ヘアリキッドは風呂上りにつけ髪を強力にセットする整髪料で、
入っている容器も似ていて間違えやすいんです。
本人は途中で気づいてたんですけど、
恥ずかしくて言えなかったそうです。
この飲み会の最高の酒の肴になって、
軟骨のから揚げもタコわさびもいらなかったそうです‼
大学生の頃、つるんでいる友達五人ぐらいで居酒屋に飲みに行きました。
野郎同士だったので華はないけれど、ワイワイ普通の飲み会でした。
いざ会計になって、店員さんが、
「お会計しめて一万五千七百五十円になります」と言ったので、
友達が携帯で計算し始めたのを横目に、僕はパッと暗算して速攻で
「一人三千百五十円だね」と言うと、
計算が終わった友達が、
「ホントだ‼ 計算早っ‼ お前の頭の中どうなってるの‼」と言ったので、
僕は、
「僕の頭には、電子計算機が付いてるよ‼ 掛け算と割り算はできるけど、足し算と引き算が出来ないんだよ‼」と言い放ちました‼
高性能なのか、ポンコツなのか……?
僕の友達がH高校に通っていて、
その担任の先生が一風変わってたんです。
帰りのホームルームでその先生が延々と話をし始めて、
一人の生徒がしびれを切らして、
「先生‼ 早くホームルーム終わらせてよ‼ バスに間に合わないよ‼」と言ったら、
「だんだん、早くなっていくよ‼」と、先生が言ったそうです。
「だんだん」ってどういう意味!?」